先の週末で今年のツールドフランスが閉幕した。第104回という表記だった。年毎として明治末期からもしくはほぼ大正以降である。先日他界された日野原先生も同時代を歩んできたといえる。大会結果等は私がいっても仕方がないので触れない。自分の自転車業は埃をかぶって停車中なのに、外国の自転車レースなんか見ている場合ではない。しかしさびたネジをを巻いてほしいと願ってBS1の30分番組を録画で見ている。昨年も同様のことをしていた。そして半ばでいやになって止めてしまった。理由は後でいう。万年素人なのでレースのことはよく分からない。しんどそうな山岳コースよりも平坦地を高速でかっ飛ばしていくようなステージを見るほうが好きだ。これまでのところは写真判定にもつれ込んだ第7ステージや第11ステージの200k逃げた先のラスト200Mの緊迫感は面白かった。前に自転車仲間達と機材の話しで盛り上がった際に、本物の機材差というのはレースで200k走ったその先の数ミリに出現するのだと教わったことがある。ところで不思議なのは超山岳と呼ばれるようなところでも、登れなくなって押して歩いているような選手がいないことだ。自転車乗りもトップクラスになれば登れない坂道などないということになるのだろうか。なにしょうもないこといってるんだとお思いでしょうが、自転車乗りとして自分の延長線上で見ているわけだ。現在地は第11ステージが終わったところ。次は超山岳である。冒頭の通り結果は知らないわけではない。人間先が見えるとだいたいいやになる。今年の私はパリにたどりつけるのだろうか。
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