旅という言葉にはいくつになっても憧れめいたものを感じる。自分が出不精のせいかも知れないが。そういえば、学生の頃二年上の先輩に名前が旅人さんという人がいて、多分かっこよかったのだろう女の子たちがいつもきゃあきゃあ騒いでいたのを思い出す。人生はたしかに旅のようであるけれど、自分の子どもに根無草のような名前を付けるのは人によっては勇気かも知れないが私は気が退ける。そういう世代なのかもしれない。二十歳くらいの頃だったか、新潟県にスキーに行ったことがあった。運動音痴なのでウインタースポーツの楽しさ等の記憶は思い出したくないのだろうまったくない。でもゲレンデから見た白銀の世界の景色は覚えている。その頃、この人のシングルレコードを買ったことがある。曲名は旅の歌といった。数え歌にも似たそしてこの人の人柄が感じられるような情緒あふれる歌だった。冬山と篠ノ井線そしてかまやつさんの歌は私の中ではワンセットである。
スナフキンいいえカントリーマン
かまやつひろし
ご冥福をお祈りいたします
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