サイクリング用のサングラスを更新した。先代は約5年使用した。サングラスレンズの内側にインナーフレームを装着し近視用の度付レンズを入れていた。複雑な構造ではあったが、サングラスレンズ部分が跳ね上げ式になっていて、機動性もよく使い易かった。
今回買った物品は相当気合が入っている。
理由は最終段落で。
「OAKLEY Racing Jacket」
ご存じサングラス界の雄オークリーのサイクル用トップモデルの最新バージョンである。大きく出るからにはもちろん国内正規品扱いにて入手した。人気ブランドだけあって並行品やコピー商品も数多存在するらしいが、それらは修理や消耗品あるいはメンテナンスオーダーを通すについてメーカーラボ側で受け付けてくれない。しかしアイウェアは日常において視力矯正を必要としない人にとってはあくまでも機能性ツールであり機械等ではないためブランド指向の人はともかく比較的非正規品に向きやすい点は否めない。
計画としては、FASTJACKET、SPLITJACKET、Racing Jacket、RADARLOCK、の4件に絞り込んでいた。FASTとSPLITは2眼と云う点で希望に合致していたし、ちなみにフレームとしてはRADARLOCKが最もフィット感が高かった。後述するが、これら候補にフレームカスタムをしてみたいと云う点と度付レンズを入れたいと云う点とを加味する。日常メガネの人なら分かると思うが二眼レンズは全然不便ではない。サングラスの場合一眼タイプはレンズ端面の露出が多いため気を遣う。まあ遣おうが遣うまいがやがては傷だらけになるのだが。私の場合先代使用モデルがそうだった。インナーも影響したのか内外共傷だらけ。一眼でのパフォーマンスが最大限に引き出されるのはゴーグルだろう。
せっかくのオークリー、ここでカスタムに行かない理由はない。ジョウは何が似合うかしら?ボルトは?2枚目のレンズカラーはどないしょうか?などと思案六法いっちょまえに悩んでみたが、仕上りは可もなく不可もない様なコンサバ路線に落ち着いた。とは云えオンリイワンな自分仕様の実現が叶った訳で、そう云う意味では満足している。と同時に何やら自転車選びにも似たような楽しさを感じた気がしたはほめ過ぎか。
OCEのオーダーシートによれば、このフレームには2種類のレンズが標準装備として選択できる。これはあくまでサングラスレンズだ。私の場合は別途で度付レンズを調光仕様でセミオーダーメイドした。画像のレンズがそうだ。これにもベンチレーションホールを切ってもらった。本来はサングラスなのだが瓶底眼鏡テイストが強調されて仲々笑える。これをメインユースとしたい。オークリーの当該フレーム等に代表される最大の特徴は、セルフでレンズ交換が可能な点にある。これにより現在手持ちのコンタクトレンズの活用に関しても、楽勝で視野に入ることになる。眼鏡としてアグレッシブに働きそしてサングラスとしてディフェンス機能を発揮出来る。死角はない。
自転車乗りとしてはすっかり怠惰をむさぼって居る。特に直近二年ほどはロクに乗っていない。云い訳すれば果てしがないし情けないだけだ。ここはせめて再び自転車乗りに戻るための狼煙にしたい。
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