現在突貫工事中、うたい通りの国道ロードサイドショップ。この店舗が稼働すると高知の自転車屋地図が変化するやも知れない。価格は云うに及ばづその品揃えをはじめ顧客向けの訴求力は田舎の自転車屋の及ぶ処ではない。我々の指向するスポーツ自転車は現業のジャンルが異なる故プロショップ等への影響は無いだろうが、通勤通学の一般サイクルや子ども向け商品等を主力に取扱っている地場の自転車屋はガチンコ必至だ。スーパーやホームセンタも影響無しとはいかないだろうが、戦況次第では取扱い部門を無くせば済む。しかし専業地元企業はそうはいかない。特に地場大手、いちかわ、カギヤマ、たかはし、辺りは全面対決やむなし。日頃、K32のASPHALTやアンビシャスは高知の街角にとても好くマッチしている、と思いながら見ている。あさひは全国展開して何を目指そうと云うのだろうか。地域の自転車屋を標榜しているらしき事は聞こえる。しかしこの様な田舎に東証一部上場企業が出張って来て、地場の零細自転車屋が淘汰されるのは困る。迷惑だ。何故ならば大手企業とていつまで出張っているや知れない。地物の業種が根絶やしにされかつ大手が撤退した跡には如何なる風景が待ち構えていると云うのか。心底地域密着型を標榜するのならば上場企業さんには現地法人化でもしてもらいこの町に租税を落とし、例えば戦力違いの街角の零細自転車屋なら基店から手が届かないエリアのサテライト協力店などに囲い込みする等競合緩和しかつ共生する手段はあるはづだ。法人の地域密着とは具体的にはそう云う事ではないのか。それでなくとも貧困な地方だ、札片だけ都会へ運搬していく様な企業ならたとえ大好きな自転車屋であっても御免被る。
記事細部若干変更しています。201109132030
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