ANCHOR号のフレーム色をブラック系にしたのには理由がある。以下の通り。
ひとつ目、せっかくのカーボンフレーム、あの網目を満喫したい。チラ見せではつまらないではないか。当該フレームのオーダーシートには既製色2色註文色36色が有る。この中でカーボン地が透けて見える色は5色あり、その中から選択した。ふたつ目、当然のことながら色は塗料を載せる訳でそれは手が込むほど多くの塗料が載る事になる。塗料と云へども積層すればそれ相応の重量になるのは自明の理。最近の航空機などでは燃料節約の為にわざわざ塗料を省略した機材があったりする時代である。別にそれに乗っかった訳ではないが、カーボン地にクリアが乗っただけの色を選択した。少なくとも同サイズのフレーム比較なら最軽量になるはづ。ただしよい事ばかりでもない。載る塗料量が少ないと云う事はフレームの保護と云う観点から捉えれば弱点となる。3つ目、1号車輌TREK号は単色ではあるがかなり派手な色目だった。それはよかったが、同時に難点でもあった。車体に合わせるジャージ色が非常に難しいのだ。特に派手な色目のジャージは難有りだった。と云う事もあって、派手なジャージが着れる色を選択したかったのだ。で、当初のプランに従って初めての派手目なジャージがやって来た。