来年のお正月を飾る
第85回箱根駅伝の予選会が先日開催された。
予選会どころかお正月の本大会でさえ
TV画面をみて
「あぁ今年もやっているな」
という程度の認識でしかなかったので
ほとんど興味すらわかなかった。
ところが、
2005年第81回大会での順天堂5区今井正人の山上りを観てから、
はまってしまった。
陸上競技観戦の面白さなんてまったく想像すらしたことが無かった。
そして、この小説がリアルさを届けてくれた。
「風が強く吹いている」 三浦しをん 新潮社
文句なくおもしろい。感動する。
箱根の雰囲気が行間から伝わってくる。
身体に当たる風の感触さえわかるような文章。
スポーツを扱った小説としては
以前に読んだロードレースの世界を描いた近藤史恵の「サクリファイス」もよかった。
が、この「風が~」はそれを遥かに凌ぐ。
「サクリ~」の作者には申し訳ないが作家のレベルが異なる。
予選会は城西大がトップ、上武大が初の本大会、青学大復活、法政大が涙をのんだ。
お正月が楽しみである。
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