先日、NHKを見ていたら「想い出のメロディー」という番組をやっていた。
最初は何の気も無く、ただボーっと見ていたのだが、そのあまりの凝り様
につい引き込まれてしまい、そのまま見入ってしまった。
出演者は多彩であった。といってもむかしのひとばかりだが。
鶴岡雅義と東京ロマンチカ「小樽のひとよ」に聴き入っていたら、
マイペース「東京」なんでも30年ぶりやの登場とか
その次は中条きよし「うそ」である。
よくある、あのひとはいま系の番組ではない。本物の歌番組である。
あの中条きよしが、そのままに、あの「うそ」を熱唱するのである。
いや、これはすごい。なんという番組だ。
そのあとも、岡本敦郎「白い花の咲くころ」
錦野旦「そらに太陽があるかぎり」
研ナオコ「かもめはかもめ」などなど、
昔というにはまだ近く、でも今よりはずっと遠く、
なつかしの昭和の歌謡曲がぞくぞく。
わたしのこころもあのころモード。
圧巻だったのは「津軽海峡冬景色」石川さゆり
青函連絡船JNR摩周丸のデッキに当時の船長をはじめスタッフをずらり。
哀愁漂う函館から送るあの調べ。
たかが歌番組にここまでやるか。やるとしてもそりゃ紅白だろう。
と思ったら、あとで調べたらこの番組の異名「夏の紅白」だって。
今年は第40回だそうで。知らなかった。この様な番組が有ったこと。
来年もぜひ見たい。
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