我が家の長男坊の高校入試が終わった。
結果は第一志望2戦0勝2敗、すべり止め1戦1勝。
完敗であった。
当初から第一志望を貫き、見事に当たって砕けた。
決して安全圏に日和る事は無かった。
此れは彼の頑固さと捉えると強みではあるが
自分の学力の過大評価を受け止めきれなかったと
捉えると、冷静とは云えず慢心であったろう。
世の中はそんなに甘くはない。ましてや僅差勝負の
入試ともなれば、1点を侮っていたからこそゆえに泣く事になった。
結果でしか語ることが出来ないこの私が親としての責務に尽力しなかった
からであろう。
すんだ事は仕方がないので、後は前を向くしかないのであるが
彼には俯いたままのこの状況をあじわって欲しいと思う。
そうしないと、次に再びしっかり前を向く力が溜まらない。
幼い頃、子供とよく見たトイストーリーのバズの言葉がよみがえってくる。
「あぁ、すまなかった、ちょっとばっかりやけを起こしていただけだ。」
「これくらい、のりきれる。」
「あぁ、やだ、なさけない、どうしたらいいんだ、もう出来ない。」
「窓から飛ぶことも!」
「スペースレンジャーの訓練がぜーんぶ無駄になっちまった。」
君の前に訪れる出来事で、無駄なことなんて、なにひとつない。
この苦杯を糧としていつの日かきっと前を向いて歩き始めるだろう。
いままでよりちょっぴりおとなになって
無限の彼方へ さあ 行くぞ!
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