先日tsutayaでDVDを借りて来た。ガンダムものでシャアに特化したシリーズである。Ⅰは前に見たのでⅡを借りて来たんですが、むむ。。これ何だか見たことあるぞ。だめですねえ。最近こんなこと多いんですよ。皆様はそんなことございませんか。
年季の入った木製の片引き戸が開いた。おねいさんが忙しげに立ち現れて声を掛ける。「つぎのかた~」 待ってましたとばかりに付近にいた家族と思しき四人連れが引き戸の暗闇に吸い込まれていった。昇順で呼ばれるのならば、次も次の次も私達でないことは明らかである。なぜなら、私達は待機の一群の中では新参者だからである。いったい今何組待ちなのだろう。奥方さまに聞いてきてもらったところ、ウエイトリストはないらしい。着順管理はセルフかえ。そんなんよう覚えんちや。これやき人気の店はいやながよ。そのあいだにも到着客は増え続け、広くはない玄関表は待ち客でいっぱいになった。すぐ脇は車道。何ら遠慮なくクルマがびゅんとかっ飛んでいく。そうここは大津バイパス沿線なのだった。
この店、この町では老舗、しかもこのジャンルにおける上位人気店である。場所も知っている。よく前も通過する。でもずっと通り過ぎるだけだった。二十年位通り過ぎ続けて来たんじゃないかしら。私も奥方さまも来るのは初めて。
その後粛々と客の出入りは続き、冒頭で憂慮したほど待つこともなく何とか引き戸の向こうの暗闇に入った。店内は数人掛けのカウンターと座席数の異なるテーブルがいくつか。ホールのおねいさんにいざなわれて私達は最も大きなテーブルで三組ほどの相席となる。若いかたなら嫌がるだろうが、おっさんはそんなの気にしない。袖振り合うもなにやらとばかりオヤジはお見合いポジションのアベックにアイコンタクトを送るが、ぴくりともこちらを見ようとしない。やがて手元の機械に注意を向け始める。若者はバリアを作るのが上手だ。およびでない。。こりゃまった失礼いたしました。世の中にはまことに便利なモノが発明されるものだ。シャイな日本人に合っているとも思う。あいにくオヤジは持っていない。
やがて運ばれて来たラーメン。画像ではたいしたことないが、これがうまい。評判通りの中華そばに違いなかった。推測だが平日以外においては近隣にお住いのかたでない限り、駐車場とウエイトが立ちはだかる。我慢すればなんとかもぐり込めるか。それでも看板の中華そばにたどりつくまで難儀は多そう。近隣では豚太郎や自由軒等その他強豪がひしめく。壁のお品書きのひとつににんにくとあった。もし機会があれば次回はにんにく大をいってみたい。え。。自転車で行けてか。