同一テーマの記事を3件以上書くのは稀だ。わたくしの場合息切れしてしまって続かないのである。主題としては今風店舗と昭和オヤジの距離感を描いている。ならユニクロや吉野家でもよさそうなものだが、ビンボー感がマッチしてしまいアホな話にはならない。そこへいくとマックは題材的には好ましい選択ではなかったかと自画自賛している。しかし人は調子に乗り過ぎると必ずつまづくものだ。そろそろあぶない。
オヤジとオカンがアベックでwalkingしている道の途中にマクドナルドがある。店が出来たのは半年くらい前だったろうか。M文字看板の下にMcCafeとある。ずっと気になっていた。先日ふたりして行ってみた。オーダーカウンタの前にてメニューとにらめっこ。カフェラテ、カプチーノ、フラットホワイト、オレンジフレーバー、マンゴースムージー。。なんやねんそれ。。かろうじてカプチは知っている。友人の愛車だ。案の定ふたりして固まった。おねいさんのほうは柔和に微笑んでいるが。ええかっこして頼むのは速攻あきらめた。
夫婦 「あのう、普通のホットコーヒーはどれですか?」
微笑 「それでしたらアメリカーノでしょうかね。お湯で薄めていますので飲みやすいですよ。」
モモモ、モーニングはないらしい。ええ?それを目当てに来たのに。喫茶店でしょここ。そのお湯割りちゃんと奥方はなんたらケーキ、オヤジはマフィンなるものをオーダーしてようやく窓際のチェアにくつろいだ。これじゃ朝食じゃなくて3時のおやつじゃねーか。
奥 「おしゃれなとこやきお茶は出んでね。けんど水もないがかえ?」
さすがはわたくしの相方、突込みどころが鋭い。
オヤジ 「ないろうね。舶来やきメニューに水が載っちゃあせんかえ?」
コーヒーもケーキ類もなかなかうまい。ところで周囲のカウンター席が気になる。ブルージーンズのおにいさんからダウンジャケットのおねいさんからスーツ姿のおっさんまで皆パソコンやタブレットを開げて何やら勤しんでいる。
奥 「あれは皆仕事やろか?」
オヤジ 「そんなことあるか、どうせゲームよや」
可哀想に知らないとはいえ一刀両断である。でもほんとは皆様何をしておいでなのか気になるところではある。スツール単位でカウンター上に100vコンセントまで装備されている。体のいい電気泥棒状態だ。いや提供メニューのうちか。と云うことは目前のむさくるしいおっさんスーツのB5ノートに向けての供給電力のいくばくかをわたくしも担いでいることになる。ぬぬぬ。。オヤジもここでブログを打とうかしらん。
圧巻は始末だった。可燃とプラ、カップ、プレート、シルバーに至るまで現地に指示があり整然と要求された。マックのゴミ分別に関しては色々諸見があるようだが、さておき私としては精神的に気持ちよい行為なので涼としたい。ワンフロアに従来のマックとバリスタなるカフェを併設しているいわばハイブリッド店舗であった。次回は朝食メニューにトライしてみたい。
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