昨日のこと、未明からの降雨は止む気配が無く、朝は雨天仕様に身体を包みまだ暗い自歩道を行く。通勤と云う作業は存外に正確なもので、同時刻に信号待ちの車列に目に覚えの有る個体を認めたりする。しかし雨の日は定時模様も拡散する様である。天候のせいなのか私の脚は以外と速い。停まるとレンズが曇ってしまうからだ。小規模交差点の赤色灯火ははなから止まる気など無い。突っ切れないので仕方なく停車したデカい交差点で隣に並んだおばちゃんのライド姿を曇りガラス越しに見て一度には理解し難く再度見た。ママチャリにレインウェアここまではよい。その上に派手な彩色の雨傘を差して居た。多分おばちゃんの差すその傘には個人的に合理的なる事由が有るのだろうと拝察する。自称不良ママチャリ乗りのわたくしだが、このおばちゃんなどにはまだまだ敵わない。
宿題が残って居ました。
前回、サドンデスだった記事のつづきです。
その4
送る送るとき送れどもしゃくれ
どう見てもグリップエンドが空を向いて居る。明らかにハンドルバーの送り過ぎだ。ブレーキレバーどうやって操作するの?もしかして天地逆付かしらん。見た事ないけど。チョッパーしたかったらまづフロントフォークから着手しなさい。
その5
ダックテール
リアキャリアの最後部がフラットでなく、仰角に成って居る。おかげで荷物用ロープ掛けも一緒に斜めを向いて居る。このケースはオーナー自らドレスアップを実行した場合はそれとして、それ以外の場合はほぼイタズラだと思われる。以前うちの子ども軍団が学校の駐輪場にてヤラれた履歴を持つ。オヤジがバールで修復した。イタズラの手口は簡単、野球部の鉄バットでコネルのだ。あっと云う間に曲げる事が出来る。でも家庭で修復するには難儀する。よくそのまま乗っているお母さん方のママチャリを御見掛けする事が有る。持って来て呉れたら直してあげまっせ。自転車のリアキャリアをスポイラー状にしてもダウンフォースは得られません。体重を増やす方が効果的です。
その6
背負い丸投げ
荷物の積載方法はなんと云っても背負うに限る。まあ暖期は熱くてイヤだがね。ディパック背負っているようでじつはそうでない人が居る。よく見るとショルダーコードをダダ延ばしにしてパック本体はリアキャリアに乗っかっているのだ。女子学生に多い。負荷を避けるにも程が有る。でもそのまま自転車から降りて歩行すればかなりの負荷には成るのではと推測する。歩行の際には如何にしているのか興味が有る。いや無い。
その7
さびしんぼう
信号機の在る見通しの良い小規模な交差点で多い。進行方向灯火は赤色、完全停車中だ。青色側方向の交通量が途絶えると、待ち切れないのか遠慮がちにだがするっと渡ってしまう人が居る。待てよそれくらい。たまにこれに釣られてしまう人も居たりする。釣られる人は論外として、アウトオブロウ的にはこれは誤りでは無い。自己判断において身の施し方が完結しているからだ。仮に信号に従ったとしても危険な目に遭う場合も無くはない。しかし、せめて子ども達の前ではやめようや。街の素敵な景色はひとりひとりの順法精神で形成されてゆく。簡単な事が出来ない大人は恰好ワルい。
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