趣味の道具には時として奇妙な物品が存在する。専用品と呼べば聞こえは好いが、外界のひとから見ればおバカな品にしか見えない。例えば磯用のヒップガードなどはよい例だ。腰及腿回りに装着するので場所などを選ばず何処でも待機する事が出来る。超級の逸品だろう。しかし、一般人から見ればまことにおバカに見える。まあ、場所柄、一般人が目にする機会は無いだろうが。自転車用品においてもその手の物品は存在する。私見では現在の処、シューズカバーが東の横綱だと思う。前出の釣り用品に負けない位、趣味人から捉えた効用と、一般人からみた奇異感のギャップが面白い。画像は先日新たに仕入れた用品である。同一機種の本体装置を所有されている自転車仲間のポチさんに教えてもらった。パッケージには MINOURA Safe・Net と大きく有り端っこのほうに小さく申し訳なさそうにsweat catch netと有る。こうしてTREK号に装着すると特殊機材と化した様でスペシャル感満点だ。滴り落ちる汗、すぐ嫌気になる脚。うぬぬと勤しむオヤジを隣室から見遣りながら子ども軍団隊員kが尋ねる。
子 お父さん、それなに?
オ 汗受け
子 変
この物品を西の横綱に認定するとしよう。
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