先日買ったwalkmanに、まづ何を入れようかと考え、偶然と云うか何と云うか丁度読んで居た20世紀少年のボブレノンを入れた。これでケンヂとはwalkmanつながりに成った。しかし、一曲ではなんとも寂しい。好みとは云え、せっかく手に入れたmp3マシンにいきなりアンコ椿や東京砂漠ではあんまりだ。熟慮の結果、コレを買って来て入れた。山達さんの最新盤である。こけら落としにはぴったりじゃないか。
CDを買うなんて、何年ぶりだろうか。ベストなので知って居る曲がたくさん有るがそれであってもCDを買う、音楽を聴く、といった行為には何とはなしに嬉しさが付きまとう。何故だろう。それは小さな幸せだからだと思う。たとえそれが暗い部屋の片隅で聴くヘッドホンの中島みゆきだったとしてもだ。人生に大きな幸せなどと云うものは多分無い。
ついでに20世紀少年の読後感想をいくつか述べよう。まづ、郷愁感が邪魔をして、エンターテイメントなストーリイを楽しめない。そして次に、遠藤ケンヂが五年生に対して私は三年生。ドンピシャの人や逆に掛け離れている人は気にならないだろうが、小学生の時の二歳と云う年齢差は大きい。時代観そのものはたいして変わりは無いが、感じ方のづれ方はかなり大きい。終わりに、歌が本来持って居る力の大きさと云うものを改めて感じた。さて、20世紀少年のオンエアだが来週はいよいよ大団円、どんなボブレノンが聴けるのか楽しみだ。
蛇足だが、この漫画読破はしたものの正直に云うとまだ消化出来て居ない。づっと気になって居た作品だけにスルーしてしまうのは惜しい。また改めて考察を入れてみたいと思う。
ポチッとひとつおねがいします!!