AE101GTマシンの頃のオヤジ
やっぱり車は走りやねえ。このレブの赤針がえいがよ、どうでこのレスポンス。アリストらあに信号でならんだち、負けんで。さすがリッター100馬力やね。いけいけおらおら。
別宅NOAHにお引越ししてからのオヤジ
なんぜあのゼットは、排管4本も出して、おおのやかましい、ばかやないかえ、ボロのウエスぎちぎち詰めちょっちゃり。タイヤみて、まー45やと、ゴムらあないやか。ぢになるぜ、ぢに。おっと渋滞かえ、おらいやしんどいよ、ブレーキふむがもいやちや、後ろで寝たいのお、テレビでやりよった自動で止まるスバルにしたらよかったちや、おいぼうず、はよう免許とれよくおうら。
どうみても同一人物とはおもえんな。いや、にじみ出る品性の良さは同一かしらん。
箱舟の水夫Bに就職して以来、すっかりミニバンの心地よさの虜になってしまったオヤジである。快適快楽このうえない。道路上に於いてそこそこの費用で最大限の領有容積を占めている。どうもクルマと云うよりは1DKを買った感がしないでもない。これ以上求めるならばシボレーアストロかキャディのエスカレードあたりにいくしかあるまい。
さて、春にNOAHを選出するについて憧れの洋車ルノーカングーとガチンコさせた件は以前ご紹介したとおりだ。実は国産でこのカングーに勝るとも劣らない魅惑のモデルが存在する。ご紹介したい。
ニッサンNV200バネット
4400/1695/1855
直4 DOHC FF 1597CC 109PS
バネットは先代はOEMだった。はやい話が実態はMAZDAボンゴであった。今回は違う。ピュアニッサンモデルだ。一押しはオヤジのこころをぐっとつかんだラテンなこのリアビューだ。見よ。アルファのようなこのウィンドグラフィック、タイトな窓がとってもヨーロピアンだ。マッチョなテールランプエリアのこの造形、とても国産車とは思えない。外観だけではない。ベース設計が商用車だけにひともモノも載せ放題だ。フロントマスクは安物のセレナみたいでもうちょっとだが、しかし商用車なのにキャブオーバーではない。ちゃんとボンネットスタイルなのだ。バンを選んで5MTで転がすもよし。WGNを選んでゴージャスに行くもよし。いづれも気分はご機嫌まさしく和製カングーだろう。有りそうで実はない商乗兼用5ナンバーのスライドドアヴィークルである。ちなみにこのモデル、米国はNYシティと独占契約を獲りつけ2013年よりかの有名なイエローキャブタクシーとしてNYの景色を塗り替える予定らしい。ご同輩トランポにおひとついかが。
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