相変わらづ、寒い日が続いている。
あまりに寒いので、
職場などでの第一声は、さむいね~が
おはようを上廻っている。
土佐ことばでは、ひやいねー、と云う。
先の二十日は大寒だった。
この日の高知の日の出時刻は午前7時09分。
月齢は15,7。
夜が最長の日は冬至だが、日の出が最も遅くなる日はこれに一致しない。
理由は地球の公転軌道が楕円であるため。
私たちから見て、太陽の動く速度は一定ではないと云うことになる。
季節によって速くなったり遅くなったりしている。
冬至を過ぎても日の出時刻は遅くなり続ける。
この冬季、高知での最遅時間は2011年1月13日の午前7時11分だ。
翌日からは午前7時10分とやっと縮み側に転じて行く。
月齢が示すようにこの日は満月だった。
夜明けの街並みがつくる狭あいなスカイライン。
三十八万キロ彼方に浮かんで真正面から太陽を映し込む。
ちと大きすぎやしないか。
地平付近と天頂付近では受ける大きさの感じが全く異なる。
その原因に関しては遠景、屈折、対比など諸説があるようだ。
人の視覚には、近くのモノは小さく、遠くのモノは大きく知覚させる働きがあるらしい。
眼に映る物体を大きすぎづ小さすぎづ適正な大きさで映すためのリサイズ機能。
ある種の錯覚らしいが。
オツムのめぐりが好くないのは自前だが、血の巡りもよろしくないようで、
ここ数日左足の指に違和感がある。
どうやらしもやけのようだ。
何十年ぶりだろうか。
子どもの頃は当たり前だったが、大人になってからは記憶にない。
連日の氷点下。
寒さの感覚にも前段のような縮小機能がほしいこの頃の朝である。
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