こども軍団が自室?でなにやらケータイでピコピコしている。
てなことは、リビングで居ながらにして分かる。
なぜなら、わが家では各部屋はふすまで間仕切られているにすぎないからだ。
居る処、食べる処、寝る処が
数枚のふすまで隔てられているだけだ。
どういったことが発生するか。
各自がそれぞれにセットしている目覚ましは全員に聞こえる。
こども軍団が夜更かしでPCやテレビなんぞに興じていると
就寝している誰かが眠れなかったり
逆にオヤジなどが早々にふとんの中にいたりすると
そのイビキで皆が見ているテレビが聞こえにくかったり
挙げれば果てしがない。
キッチンで焼肉なんぞ焼いた日にゃ
ふとんの中までロースのにおいがする。
これはウソです。云ってみただけ。
ぜひロースのにおいで寝てみたいわ。
わが家はかように極小延床面積のなかで大部屋ライフを営んでいる。
お掃除に困るような大邸宅でもおっ建ててみたいが夢物語である。
せまい空間でひしめき合って暮らしているので
やれテレビのボリュームが大きいだの
オヤジのおならがやたら広範囲に臭うだの
あらゆる事が原因でしょーもないケンカになったりする。
しかし、家族がそれぞれに個室の扉の向こうで
別々のテレビなんぞを見ては独り笑っているような景色は
あこがれはするものの、目指したいとは思わない。
私のいつもの枕元。
かたわらには奥方がご就寝あそばされておいでだ。
もうかたわらにはTREKちゃんがいつも静かにたたずんでいる。
きたる南海大地震の際には私は自転車の下敷きになり
助からないだろうと毎度家族に云われている。
それもアリだろう。結構じゃないか。
ハジメ人間ゴンのような何もかもミックス状態のあなぐら生活であるが
これはこれでよいと思っている。
ゴンやドテチンたちのようにマンモーのお肉にかぶりついてみたいものだ。
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